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ブルックナー作曲/レクイエム (独唱者・合唱・管弦楽とオルガンのための)

ブルックナー作曲/レクイエム
(独唱者・合唱・管弦楽とオルガンのための


前にも書いたのですが、近いうちにブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」についてHIROちゃんの決定盤、推薦盤を紹介しようかと、これまで約40枚の中から20枚位聴き直したのですが、何故か、この曲はあまり何度も聴く気にはなりません。なぜだろう・・聴き直しは止まってしまった。

気分を変えて、今日は同じブルックナーの「レクイエム」を久しぶりに聴いてみました。
レクイエムと言うと、モーツアルトや、ケルビーニ、フォーレ、ヴェルディ、ベルリオーズ、サン=サーンス、ドボルザーク、グノー、デュリュフレなどなど、多くの名曲があります。また通常のレクイエムとは異なりますが、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」やブリテンの「戦争レクイエム」、日本の作曲家の三善晃の「レクイエム」などがあります。このブログではこれまでフォーレとラター、モーツアルト、ケルビーニ、ヴェルディ、三善晃のレクイエムなどをライブラリーとあわせ紹介しました。

「えっ!・・・ブルックナーもレクイエムを作曲していたの?・・・」と思われた方もおられるかもしれません。確かにブルックナーのレクイエムは人気がないのか有名ではないのか・・・かのブルックナーの権威でもある、オイゲン・ヨッフムがDGに残したブルックナーのミサ曲などを録音した「ブルックナー宗教音楽集」の中にも入っていません。
録音の少ない曲で入手は少し困難かもしれません。

そんなブルックナーのレクイエムですが、HIROちゃんの手元には1970年代後半頃に購入したノンサッチ盤のLPレコード(H-71327)が1枚あるだけです。このLPには「CANTATE  Recording, West Germany」との表記があります。

IMG_1947 - コピー

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Side One (17:30)
1.Requiem aeternam (5:36)
2.Dies Irae (6:45)
3.Domine Jesu (2:53)
4.Hostias (2:00)
Side Two (17:57)
5.Quam olim (2:24)
6.Sanctus (2:24)
7.Benedictus (6:22)
8.Agnus Dei (4:22)
9.Requiem (1:07)
10.Cum sanctis (0:50)

Herrad Wehrung (Sopran)
Hildegard Laurich (Alt)
Friedreich Melzer (Tenor)
Gunter Reich (Bass)
Laubacher Kantorei
Werner Keltsch Instrumental-Ensamble
Hans Michael Beuerle, conductor

演奏者ですが、指揮者はハンス・ミヒャエル・ボイアーレ・・と読むのでしょうか・・?
ほとんど聞いたことのない指揮者名です。
演奏は少年合唱と室内オケ、四人の独唱者による演奏で、大変魅力的です。
このレクイエムは1849年、ブルックナーが24歳あるいは25歳の時、聖フローリアンの助教師時代の恩人の修道院書記官フランツ・ザイラーの死を悼み、書き上げたものです。
ブルックナーはモーツァルトのレクイエムを愛好していたようですが、このレクイエムの冒頭部分を聴くと同じニ短調で、モーツアルトを意識しながら作曲したかどうかはわかりませんが、何となくモーツアルトのレクイエムの出だしと若干似たように聴こえます。ブルックナーと言うと、交響曲では雄大でスケールの大きな作風を連想しますが、このレクイエムは初期の作品のためか、後の交響曲などと比べると非常にシンプルですが、深い祈りが感じられる、素直で独特の美しさがある曲となっています。

例えば「怒りの日」のDies Irae ですが、普通は劇的で激しい作風が多いのですが、ブルックナーでは激しさや怒り、暗さはそれほど感じません。3曲目のDomine Jesu は意外と親しみのある曲想・・・
第4曲のHostiasは、短い曲ですが管楽器とともに重厚なハーモニーの美しい曲です。ここは後のブルックナーを感じますね。第5曲のQuam olim はどちらかと言うと軽快な曲ですが、最後は美しいハーモニーの和音で終わります。
また、第6曲の.Sanctus、第7曲のBenedictus 、第8曲のAgnus Dei なども美しく、癒しも感じられる曲となっています。

ブルックナーの交響曲とはだいぶ趣が異なるレクイエムですが、ブルックナーのファンや、宗教音楽に興味のある方には機会があれば、ぜひ聴いていただきたいレクイエムですね・・・

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 (^^♪
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コメント

シュレーゲル雨蛙

レクイエムがあったのですねえ。
浅学にして、ブルックナーのレクイエムは初めて知りました。
ドイツ・シャルプラッテンのCDに(児童?)合唱団の合唱曲集のCDがあったかなあと思いながらも、整理が悪くて、いま、引き出せないでいます。
聴くのがルーティンワークとならないためにも、新しい曲や、以前聴いてから遠ざかっていた曲に向かうのは大切なことです。
とは言うものの、昨日、ナクソス盤のヨハン・ズヴェンセン(1840-1911)というノルウェーの作曲家の交響曲集を聴いたのですが・・・・・・。最後まで聴くのが辛かったです。チャイコフスキーと同年生れ。マーラーやシベリウスよりも20-25年ほど上の世代の作曲家なのですが、こういうものなのかな。
しかし、とにかく聴いてみないと、と思います。
ブルックナーはスヴェンセン、チャイコフスキーの16年先輩。同時代精神というものもありますが、個人差、地域差もあるのでしょうか。ブルックナーには、やはり惹かれます。

HIROちゃん

ヨハン・ズヴェンセンはしりませんでした・・
シュレーゲル雨蛙さん
コメントありがとうございます。返信が遅くなりました・

交響曲はかなり多く聴いてはいるのですが、ノルウェーの作曲家ヨハン・ズヴェンセンはしりませんでした・・機会があれば聴いてみます。
<最後まで聴くのが辛かったです。>・・・う~~ん、そんな曲って結構多く、1度しか聴いたことのないCDが手元にワンサとあります。

ブルックナーのレクイエムは初期の作品のためか趣がだいぶ異なりますが、ブルックナーらしいところもありますね。HIROちゃんには、なかなか魅力あるレクイエムですね。
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