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バッハのヨハネ受難曲 / 鈴木雅明指揮/バッハ・コレギウム・ジャパン

以前の投稿でバッハの「マタイ受難曲」についてHIROちゃんの音源ライブラリーを紹介しましたが、今回は「ヨハネ受難曲」について簡単に紹介します。
バッハは「受難曲」を生涯に4曲あるいは5曲書いたとも言われているのですが、楽譜が残されているのは、「マタイ受難曲」と「ヨハネ受難曲」の二つだけです。他の「マルコ受難曲」や「ルカ受難曲」と呼ばれる曲の楽譜は失われているか、あるいはバッハの作品ではない偽作とされています。

「マタイ受難曲」は聖書の「マタイによる福音書」から、「ヨハネ受難曲」は「ヨハネによる福音書」を基に作られています。どちらも受難曲ですが、「マタイ受難曲」は、受難を悲劇としてとらえているのに対し、「ヨハネ受難曲」は、受難そのものを神の愛の成就ととらえているようです。
 そのためか、曲そのものも「マタイ受難曲」の重々しく暗く感じる部分が多いのに対し、「ヨハネ受難曲」は明るさを感じます。
どちらの曲を好むかは、聴かれる方によって異なります。「HIROちゃんはどちらがお好き?」と聴かれても迷うところです。ただ、「マタイ受難曲」も「ヨハネ受難曲」も演奏時間の長い宗教曲です。「ヨハネ受難曲」の方が「マタイ受難曲」より時間が短いとは言え、2時間くらいはかかる演奏を集中して聴くには相当の体力?が必要なのです。
 HIROちゃんはクリスチャンではないので・・という言い方は信者の方に対して失礼かもしれませんが、「受難曲」や「ミサ曲」などの宗教音楽は、あくまで「音楽」として聴くことが多いのです。ですから曲によっては単なるBGM的な聴き方をする場合もあります。
 これは宗教曲に限らず「オペラ」についても、そのような聴き方をしてしまう曲も中にはあります。ですから単に音楽が好きで、ルネサンス時代から現代音楽まで幅広いジャンルのクラシック音楽を聴いているHIROちゃんは、いわば「手抜きのクラシック音楽ファン」といえるでしょう。
なので、他のクラシック音楽マニアの方の専門的なブログの投稿のような、具体的な曲の評価や感想を書くことが出来ないのです。

さて、バッハの「ヨハネ受難曲」のHIROちゃんの架蔵しているライブラリーの音源は、しょっちゅう聴く曲ではないので、整理も悪く何種類の音源があるのか少し曖昧です。
LPや、CDの棚を探してみると、名盤と言われるカール・リヒター指揮/ミュンヘン・バッハや、オイゲン・ヨッフム指揮/コンセルトヘボウO、ステファン・クレオバリー指揮/ケンブリッジ・キングスカレッジなどのステレオ録音の他に、1954年録音のギュンター・ラミン指揮/ライプチヒ・ゲヴァントハウス・聖トーマス教会などのモノラル録音のCDが手元にあります。その他、ルートヴィヒ・ギュトラー指揮のものや、合唱指揮者のフェルディナンド・グロスマン指揮による演奏のCDなどがあり、多分、10種類位近くの音源があります。

そんな音源の中から今回紹介するのは、鈴木雅明指揮/バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏です。
鈴木雅明指揮/バッハ・コレギウム・ジャパンの「ヨハネ受難曲」というと、カウンター・テノールの米良美一氏をアルトとして起用したライブ録音や、最近では2020年にドイツのケルンで行われたセッションによる録音がありますが、残念ながらこれらの演奏は持っていないので聴いていません。今回紹介するDVDは2000年7月28日東京 サントリー・ホールで演奏された『J.S.バッハ没後250年祭』でのライヴ映像です。サラリーマン現役時代、横浜に単身赴任中にタワーレコード横浜店の特価セールで購入したものです。鈴木氏の指揮姿をはじめ、小編成の合唱団や、オーケストラを映像で楽しめる1枚です。

鈴木雅明指揮/バッハ・コレギウム・ジャパン
鈴木美登里、ロビン・ブレイズ、ゲルト・テュルク、
浦野智行、ステファン・マクラウド

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 近年はヨーロッパでも賞賛されている鈴木雅明氏ですが。彼の率いるバッハ・コレギウム・ジャパンもバロック宗教音楽の正統派演奏団体として高く評価されていますね。
前記のカール・リヒター盤は非常に感動的で素晴らしい名盤だと思うし、ギュンター・ラミン盤も良いと思います。しかし、どちらかというと緊張感があって重く重厚で硬い演奏のカール・リヒターとはだいぶ異なります。鈴木雅明氏のバッハは、合唱も各パートが少ない少人数で、オーケストラも小編成のため、重厚さや迫力と言った部分では不満が残るとおっしゃる方もおられるでしょうが、とても味わい深く、正統的なバッハと言えると思います。一見淡々とした演奏に感じられる中にも、生き生きとした感情や美しさが見られ素晴らしい演奏だと思います。


では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
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コメント

HIROちゃん

訂正しました。(おしらせ)
鈴木雅明指揮/バッハ・コレギウム・ジャパンの「ヨハネ受難曲」と記すところを「マタイ受難曲」と書いてしまいました・修正しました。
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HIROちゃん

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