現在、「名指揮者の名盤・名演奏」としてクレンペラーの指揮によるモーツアルトの曲について投稿中で、このところ毎日のようにモーツアルトを聴いています。昨日は歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲を聴いたのですが、長時間のオペラを一気に聴くにはHIROちゃんにとって相当の根性と体力がないと聴きとおすことが出来ません。
そこでちょっとモーツアルトのオペラは休憩・・・
先日、良く昼休みに出かける職場の直ぐ近くにあるリユース・リサイクル店の100円コーナーで次のLPレコードを見つけセルフレジで購入しました。
■マーラー交響曲第4番 ト長調 (1967年録音)
ベルナルト・ハイティンク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
エリー・アメリンク (Sop) 日本フォノグラム PL-1026
中身の盤は、ピッカピカの新品同様で、ジャケットには帯までついていました。盤中心部の穴周辺の擦れた痕跡を見た感じでは1、2回だけの通針のようです。ハイティンクの来日記念として限定販売された当時、1,000円の廉価盤なので、価格から言うと、あまりお買い得感はありませんが税込み110円なら・・と思いながら購入しました。
さて、ハイティンクは、マーラーが好きだったのか、交響曲全集をはじめ、この第4番は何度もレコーディングをしています。
しかし、HIROちゃんは、ハイティンクのマーラーを聴くのは初めてです。早速聴いてみました。1967年12月の録音ですのでハイティングが39歳の時の録音です。
音はフィリップスの録音で、聴きやすい音です。コンセルトヘボウ管弦楽団の艶やかでふくらみのある音が全体的に美しいです。フルートと鈴の音から開始される第1楽章、チェロがゆっくりと歌う第2主題・・牧歌的な感じがとても素晴らしいのですが、それに続く第3主題の旋律は幻想的で何とも美しい。この第1楽章はとてもメルヘン的で色彩感があります。
第2楽章は、ちょっと不思議な音楽ですがこちらも色彩感があります。
第3楽章は、穏やかで瞑想的な感じが良く表されています。また、終盤の盛り上がりは壮大さがあります。
第4楽章は麗しく歌われるエリー・アメリンクの天使のソプラノ・・・
ハイティングの指揮による音源は、残念ながら数えるほどしか手元には持っていませんが、端正で自然な壮大な響きを聴かせる指揮者なのだろうか・・久しぶりに聴いたマーラーの交響曲、これまでは、好きな第1番や第4番は結構聴いてはいるのですが、他の曲はそれほど夢中になって聴くことは多くなかったので他の作品もじっくりと聴いてみたくなりました。
次回のクラシックの投稿は「名指揮者の名盤・名演奏」の続き・・
オットー・クレンペラーのモーツアルトのセレナードや、序曲集、そしてオペラについて投稿予定です。
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
HIROちゃん
プロフィール
Yahooブログが終了のため、こちらに引っ越してきました。
F2ブログの機能に慣れていませんが、よろしくお願いします。
Yahooブログからの記事は全て残っていますが、コメントまでは引っ越しできませんでしたので、Yahooブログでのコメントは全て消えています。また、写真等、お見苦しいところが一部あります。ご了承ください。
コメント
ルーネスノヘヤシティー・アリヴィアーノヴィチ・ダヴィド・オステオスペルマムス
都庁長ですか。
2023/06/06 URL 編集
HIROちゃん
2023/06/07 URL 編集