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名指揮者の名盤・名演奏(48)/フルトヴェングラー⑥/ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」

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・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲
 イゾルデ:キルステン・フラグスタート
 トリスタン:ルートヴィッヒ・ズートハウス
 ブランゲーネ:ブランシュ・シーボム
 マルケ王:ヨーゼフ・グラインドル
 クルヴェナール:D・フィッシャー・ディースカウ
 メロート:エドガー・エヴァンス
 牧童:ルドルフ・ショック
 水夫:ルドルフ・ショック
 舵手:ローデリック・デイヴィーズ
 コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団

(合唱指揮:ダグラス・ロビンソン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 録音:1952年6月10-21日、23日

 ロンドン、キングズウェイ・ホール

 

 今回は、フルトヴェングラーのワーグナーの作品についてですが、ワーグナーと言えば、初期の作品を除けば、「リエンツィ」、「さまよえるオランダ人」、「タンホイザー」、「ローエングリン」、「トリスタンとイゾルテ」、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「ニーベルングの指輪」、「パルジファル」といった、ほとんどがオペラです。

 これらのワーグナー作品はすべてライブラリーとして全曲の音盤が手元にありますが、 オペラは時間的にも長く、対訳を見ないと鑑賞できないし、クラシック音楽の中ではHIROちゃんの最も苦手なジャンルです。よほど気が向かないと鑑賞する気になれません。

 まともに聴けるワーグナーのCDや、映像でのDVDのワーグナーのオペラと言えば、「さまよえるオランダ人」くらい・・これなら約2時間とチョット位・・対訳を見ながらでも何とか集中して鑑賞できますが・・あとの作品は4時間とか4部作の「ニーベルングの指輪」は、なんと15時間以上もかかる超大作! 4日かけても聴きとおすには相当の集中力と根性、そして体力が必要です。この曲を聴きとおすのには、最低1週間かけて聴くのですが、それでも最後には疲れてしまいます。

 

 今回、紹介する楽劇「トリスタンとイゾルデ」も2日間かけて聴きましたが疲れました。・・そんなわけで、ワーグナーの音楽を聴いて楽しむなら、オペラ全曲ではなく、聴きどころを抜粋したハイライト盤や、「序曲、前奏曲集」などを聴くのが一番かもしれません。

 

 さて、この楽劇「トリスタンとイゾルデ」ですが、おおざっぱな物語は・・

マルケ王の家臣であるトリスタンが、王の妃となるイゾルデを別の国から連れてくるのですが、その途中で実はトリスタンは、イゾルデの仇敵なのですが、愛の妙薬を2人が飲んでしまうことで、愛の悦楽に溺れてしまいます。 しかし・・いろいろあって・・、最後は2人とも死を迎える‥といった愛と死が語られる官能的な悲劇です。

 

 この曲は「歌劇」ではなく「楽」となっていますが、これは、台詞や、レチタティーヴォ、アリアなどで構成された歌劇ではなく、音楽、文学、舞踊、造形などの全体芸術作品として管弦楽の流れと一体化した音楽様式です。そのため、幕や場面で音楽が途切れなく続く「無限音楽」と呼ばれる方法をとっているのが特徴。

 それだけで集中して聴く方も大変・・

 

 フルトヴェングラーの楽「トリスタンとイゾルデ」全曲ですが、1952年のEMI のセッションでの録音で、手元のCDはフルトヴェングラーのEMIへの録音を集めた21枚組のBOXからと、ブリリアントの廉価盤BOX(原盤はEMIで同じ音源)です。高い声が出しにくくなったソプラノ歌手のフラグスタートに代わって、一部をシュワルツコップが歌ったという逸話がある録音。超名演とされる名盤ですが、演奏時間も長いため、何度も聴く曲ではないので、演奏の具体的な評価を書くのは難しいです。

 ひと言で表現するならば、深い表現で、濃厚な官能美のある演奏です。第1幕の前奏曲、第2幕の「トリスタンとイゾルデの愛の二重唱」、第3幕での「イゾルテの愛の死」あたりが聴きどころでしょうか・・

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。

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