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VT‐52ロフチン・ホワイトアンプ完成!

     VT‐52ロフチン・ホワイトアンプ完成!

  ※2017/06/08 22:07 追加投稿
   回路図および回路説明等を追加しました。
    ※2017/06/13 13:55 追加投稿
   最大出力時の入力感度のデータを修正しました。
    ※2017/06/14 09:00 追加投稿
   このアンプをコンパチブル・アンプとして使用した場合
   について末尾に追記しました。

前回紹介したVT-25アンプを改造し、VT-52のロフチン・ホワイト・アンプが完成しました。
 ドライブは6SL7-GT(パラ接続)、整流管は5V4Gです。(写真では欧州球のCV729を挿してあります)
これまでのアンプはVT-25でトリタンのフィラメントのため、電源をONにすると出力管のVT‐25が明るく輝いたのでパイロット・ランプは付けませんでしたが、VT-52ですと必要なので、後日、LEDでも追加して付ける予定です。なお、電源スイッチは後ろ側、ヒューズはシャーシ内に取り付けてあります。音量調整用のボリュームはコントロール・アンプを使用するので省略したままです。



 シャーシの裏側、配線の様子です。前のVT-25の配線を、ほとんどそのまま生かしています。ヒーター配線は撚ったほうが良いのですが、撚っていません。やり直すのは面倒なので、そのままの配線としました。全体的に前のアンプのままの部分が多く、配線はあまりきれいではありません。5KΩのホーロー抵抗もラグ板に直付けという、横着さです。



---- 主な改造(変更)個所 ----
6SF5-GTから6SL7-GTにドライブ管を変更、それに
    伴う新たな配線のやり直し。
VT‐52のRk(カソード抵抗)5KΩと、パスコンの交換
 (160Vの電圧がかかるため200V耐圧のものと交換)
VT‐52用フィラメント電圧の微調整用抵抗0.1Ωの追加
整流管の変更(直熱管から傍熱管に・・・5V4Gに変更)
⑤ その他、CR結合からロフチン・ホワイト回路への変更に
    伴う定数の見直しと、新たな配線のやり直し。

---- 回路図について ----
※2017/06/08  22:07  追加投稿



このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
回路については、電源トランスのB電源の電圧と電流を考慮し、ほぼVT-52と同規格の45の規格表に掲載されている、プレート電圧250V使用時の下記の動作例を参考に設計しました。
  Ep:250V
  Ip:34mA
  Eg:-50V
  RL:3.9KΩ
  出力:1.6W

上記の動作例に対し、今回改造したアンプのVT-52動作は下記のとおりとなり、ほとんど同じとなりました。
  Ep:250V  (410V-160V)
  Ip:32mA(160V÷5KΩ)
  Eg:-50V  (160V-110V)
  RL:5KΩ
  Pd:8W(250V×32mA)
  出力:1.45W

回路については特に説明の必要はないと思いますが、ドライブの6SL7-GTは、当初、SRPPドライブを考えていましたが、パラ接続にし、内部抵抗を1/2に下げています。また、パラにすることにより強力にドライブすることが出来ます。
VT-52用のパスコンは適当な手持ちがなく、200V22μFをパラにして44μFとしています。
整流方法ですが、ロフチン・ホワイト回路は電源スイッチを入れると出力管が直熱管の場合、シリコン・ダイオードや直熱管の整流だとドライブ回路と出力管とが直結回路のため、ドライブ管のヒーターが暖まる前に出力管のグリッドに高電圧がかかり、過電流が流れてしまいます。
そのためにB電源回路に遅延スイッチをいれるなどの対策が必要ですが、今回は傍熱管を使用することとし、5V4Gを使用しました。ロフチン・ホワイト回路の製作例をみると、ドライブ管のプレートから出力管のカソード抵抗にブリーダー電流を流している回路が多いのですが、今回は単純に、ドライブ管のB電源から100KΩをとおし2.4mAだけブリーダー電流をアースに流しています。

---- アンプの主な諸特性について ----
出力は2.5Wくらいまでは出ますが、1kHzの正弦波を入れてオシロスコープで観測するとクリップ点は、出力約1.5W/8Ωで山が崩れてきます。この時の入力感度は、650mVでした。
(6SL7-GTメーカーによっては約700mVとなりました)
周波数特性ですが、山水の出力トランスHS-5は規格では70Hz~30KHzとなっていますが、オシロスコープでの大雑把な観測では可聴帯域の30Hz~20KHzは、-1.5dB以内位に収まっています。なお、残留ノイズは測定していませんが、VT-52のフィラメントをDC点火としたためか、ハムはスピーカーに耳を押しあてても全く聞こえません。

---- 試聴結果について ----
さて、肝心の音ですが、ちょっと聴いた感じでは「45の音に艶やかな力感が加わったような、とてもご機嫌な音」と、自己満足の適当な表現です・・・

   ※2017/06/14 09:00 追加投稿
  このアンプのVT-52の代わりに6A3(2A3の6.3V管)
  を使用した実験レポートです。

では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。

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