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オルソン・アンプ/最終実験/電圧変更…

 オルソン・アンプ/実験/電圧を高くしてみたら…

---- はじめに ----
今回発生した北海道での地震災害で、亡くなられた方々に、心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様方に、お見舞いを申し上げます。
私も2011年の東日本大震災では、震度6強を体験、我が家も一部損壊となりました。
当地では4mの津波もあり、死亡者も出ました。あれから7年半がたち、当地もやっと復興したかな~と思っています。早い復興を心よりお祈り致します。



 完成した6F6-GT三極管接続パラ・プッシュプル・アンプ(オルソン・アンプ)ですが、安全設計の考えから、B電圧をオリジナルの原回路より、かなり低い電圧で動作させています。現在の電圧ならば、三極管接続ですが、Esg(スクリーン・グリッド電圧)は、五極管接続時規格の285V以下となり、まったく問題ありません。
 真空管規格表を見てみると、6F6-GTの三極管接続の動作例としてはプレート電圧(Ep)は350V、プレート損失(Pd)は10W、Esgの表記は無い。
 従って三極管接続なら、今回、完成したオルソン・アンプのB電圧は、もう少し高くしても特に問題はないのでは…と単純な考えから、実験として、B電圧を上げるために回路定数はそのままで、電源トランスのB電源のACタップを280Vから320Vに変更してみました。

実験①
ACタップを280Vから320Vに変更し、整流管に5U4-GBを使用した場合ですが、この場合にはACタップ280Vで整流管を5AR4に挿し替えた場合と、6F6-GTは、少し高くなりますが、ほとんど同じようなプレート電圧になります。この電圧での動作については、前回の回路図で報告済です。

実験②
ACタップを320Vに変更し、整流管に5AR4を使用した場合ですが、この場合にはB電圧が高くなり、下記の回路図のような電圧配分になります。
これにより、6F6-GTのEsgは五極管接続時規格の285Vはオーバーします。しかし、1本あたりの電流は増えますが三極管接続時のプレート損失規格の10Wはオーバーしません。

この電圧配分での最大出力は約5Wから約6Wとなり、B電圧を高くすることにより、出力は大きくなります。しかし回路定数が、このままですとアンプの総電流は244mAとなるため、5AR4での整流は規格上、苦しくなります。そのため5AR4を使用するなら、ドライブ回路の回路定数を多少変更し、ドライブ回路全体の電圧を下げて電流を少なくするか、6F6-GTの1本毎に付けているカソード抵抗の1KΩを1.1KΩか、1.2KΩにすればOKです。
 しかし、聴感上は、5Wでも6Wでもほとんど変わりません。

そのため、今回は、あくまで実験であり、5AR4での使用はやめ、安全設計であるB電源のACタップは280V、整流管は5U4-GBに回路を戻して使うことにしました。

     現時点での最終の回路図は、前回投稿の
     とおりです。下記の回路ではありません。

【 ご参考回路図と電圧配分 】
B電源のACタップを280Vから320Vに変更し、整流管に5AR4を使用した場合の回路図と、各部の対シャーシ間電圧




上記回路図のままでの動作は、おすすめできないので真似をしないでください。 5AR4も電流が多く持ちません。

B電圧を高くしなくても出力は5Wで充分だ…

---- 追記 ----
6F6-GTの三極管接続時におけるスクリーン・グリッド電圧(Esg)の規格については表記は無いので無視して、Ep、Ipの管理でPd(プレート損失)を規格内にすればOKなのでしょうか?それとも、三極管接続でもEsgは五極管接続の規格電圧以下で管理しなくてはいけないのでしょうか? 他の多極管でも三極管接続時のEsgは規格表には表記がありません。
よく分かりません。お分かりの方、ご助言ください。

オルソン・アンプにおけるEsgの管理についてKIYOさんの投稿です。オルソン・アンプの記事の部分でEsg管理の重要性について述べられています。今回はこの記事を参考にEsgを規格内にしました。
  ↓

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。

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