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6AR5/6AQ5/4MP-12 コンパチブル・シングル・アンプ

今回は、6AR5/6AQ5/4MP-12 コンパチブル・シングル・アンプを紹介します。6AR5のシングル・アンプというと、真空管アンプのマニアの方からみれば、「ラジオ用の7ピンMT管」ということで興味のない方が多いのではないでしょうか?
最近は、真空管アンプに興味をもたれる方が、キットの真空管アンプを購入し、ご自分でアンプを作ってみようという方も多いようです。それも全く真空管アンプを作るのが初めて・・・・・という方が、いきなり2A3や300B、KT-88などのアンプキットを作られるとの事。真空管アンプの愛好者の方が増えるのは嬉しいことです。しかし、全ての方ではありませんが、多くの方がキットを作られる場合、回路図の読み方も全くわからないために、実体配線図の【絵】を見ながら組み立てた。。。。。という話を良く耳にします。中には結局は自分で完成出来ずに経験者にお願いして作ってもらい、「このアンプは自分が作ったアンプだぞ~!」って自慢している人もいるみたいですね。。。。。
これはこれで、お金のある人はイイとは思いますが・・・・・いきなり300Bかよ!・・・と思ってしまいます。
 私みたいな真空管のオールドファンの方々は、いわゆる「ラジオ少年」から始まった方が多いのではないでしょうか。。。。。私の始まりは、小学校6年から始まった「ラジオ少年」でした。一番最初のラジオは「ゲルマラジオ」その頃、まだ「鉱石検波器」も売っていました。ゲルマラジオの次はトランジスタの1石ラジオ(NEC?の2SB110が多かった)その次は2石のストレートラジオか1石のレフレックスラジオ(2SA101だったかな?)それから真空管に興味を持ち6C6の単球再生ラジオ(並四コイルに豆バリコン)、並三、高一ラジオ・・・という具合。ラジオとアンプ作りは並行してやり、最初のアンプが5球スーパーを分解して並四シャーシに作った6Z-DH3A・・・6ZP1・・・12Fというモノラルのアンプでした。当時はお金がない中学生なので高い真空管やトランスは買えず、もっぱらトランスレスラジオ用の30A5、35C5などでシャシーで感電しながら作りました。中学2年のその頃ですが、MT管の6AR5と6AV6を使って友人が「ステレオ」を作り、クリスタルカートリッジのプレーヤーで聴かせてもらった時の驚きと羨ましさは今でも忘れません。
昔の人は例えば最初は6AR5、その次は6BM8、そして6BQ5か6GA4とか・・・・作るアンプのグレードをだんだんと上げていったのです。ですから6AR5には愛着もあるのです。50年も真空管アンプを趣味としてやってりゃ100台以上は作っているわけですから、自然と家の中の真空管や部品も増えてくるのです。最近は壊して作るアンプが中心です。今でも約50台位のアンプが残っているので整理しなければ・・・・
 前書きが長くなりました。・・・・・ごめんなさい・・・・・
今回のアンプは、その懐かしい6AR5のシングル・アンプ、いつものようにソケットの1番ピンと7番ピンを接続して6AQ5とのコンパチブル。今回は、ついでに4MP-12まで挿し換え出来るアンプです。
 
■6AR5の紹介
 何種類かの6AR5を紹介します。6AR5はGT管の6K6、ST管の41と電気的特性が同じです。
 

一番左からマツダ(東芝)、2番目は東芝のハイファイ用、ナショナル(松下)、GE社の6AR5です。
 
■6AQ5の紹介
 6AQ5は、GT管の6V6と同規格のビーム管です。同じ6AQ5でも高信頼管の6AQ5Aや、6005があります。以前GE社の6005を多く持っていたのですが、みんな差し上げてしまい今はGEのは持っていません。
 

 
左からマツダ(東芝)、東芝、東芝のHi-S管(通測用)、フィルコの軍用高信頼管6AQ5A
何故か東芝のHi-S管(通測用)の新品元箱が8本・・・・これで何を作ろうかな・・・・・?
 

 
■4MP-12の紹介
  4MP-12は、600mAトランスレス用テレビに多く使われた音声出力管です。見た目が6AR5に似ています。ヒーターの規格が4.7V、600mAとなっていて、少し使いづらいです。この球も何故か多く持っています。まだ元箱未開封のナショナル製の球を結構持っています。(だいぶ昔に秋葉原で1本100円か150円でまとめて買ったもの)
 この球の規格表を見てみると、プレート電圧180Vでの動作例で出力1.8Wとしか書かれていません。しかし規格をみると最大プレート電圧は250Vでプレート損失も8.5Wと6AR5と同じなので動作例よりは無理がきく球だと思います。
 

 
左から東芝、三菱、NEC,ナショナル(松下)の4MP-12です。
 
■作ったアンプがこちら・・・・
 (6AR5アンプの何号機か忘れました。多分6台か7台目位?)
 

 
 見た目のとおり、ミニサイズのかわいいアンプですが、ST管やGT管とは違った趣があります。マニアの方から見たら、オモチャかもしれませんが、意外と実力があります。少しコアボリュームのある大き目の出力トランスを使えば、更に満足のいくアンプになると思います。
 
当初は回路図のとおり出力トランスにSELのOT-42を使用していましたが別のアンプに使用したので、写真ではノグチトランスのPMF-5WSに変更になっています。PMF-5WSにはカバーがなく、裸のトランスなので、お得意の100円ショップ品。今回はプラスチック製の小物入れ?をスプレーで真っ黒にしてかぶせてみました。・・・・プラスチックでも熱は大丈夫です。
 
■回路図です。
 基本設計は6AR5です。4MP-12はヒーターが4.7V600mAなので6.3Vから抵抗で下げましたが、計算では(6.3V-4.7V)÷0.6A=約2.7Ωをシリーズに入れればいいのですが、実際にはこれだと少し電圧が高くなってしまうので6.2Ω3Wをパラって3.1Ωにしました。
 4MP-12でもこの回路では最大規格をオーバーすることはなく、軽い動作となりました。
(なお、参考までに6MP-17、6MP-18があったので挿してみましたが、これでも普通に使用できます。また6AQ5の600mA管の5AQ5、6AR5の600mA管の5AR5は、4MP-12と同じヒーター規格なので、これも使用できるアンプです)
 

 
このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
整流管の5R-K16を半波(片波)整流で使用して見ました。聴いた感じは、6AR5でも6AQ5、4MP-12でも、あまり変わらない気がします。私にはみんなイイ音に聴こえます・・・が・・・・6AR5の5極管の音の方が6AQ5のビーム管の広がり音より、すっきりした音に感じます・・・・
4MP-12もバカに出来ません。6AR5と同じ音に聴こえます。
 
ついでに・・・・・以前に作った別の6AR5/6AQ5のコンパチブル・アンプの回路図が残っていましたので、追加しておきます。こちらは6AU6を使用しました。
 

 
このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
 
まだまだ紹介していない古典管アンプ(71A、45、VT-52などなど)やプリアンプ、6V6、6L6、送信管・・・もあります。あと20台位は未紹介です。お楽しみに・・・・・
 
【関連記事】
6AR5/6AQ5 プッシュプル・アンプはこちらにあります。
  画面の下に見えないときは、下をクリック。
 
■同じ書庫に6AR5/6AQ5のチューナー付きアンプ(レシーバー)
  の投稿記事があります。画面で見えないときは、下をクリック。
 
 
 
では、今日はこのへんで・・・・・HIROちゃんでした
 
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